5月4日

夜中は、思っていた以上に冷え込みが厳しく、寒さで何度も目覚めてしまった。なんとなく熟睡できずに起床。
仲間はみんな早起きで、すでに朝のひとときを過ごしていた。
ハーベストのよっちゃんとせいこさんは、すでにテントを撤収していた。昨日かなり渋滞したので、予定よりも早めに忍野を出発することにしたのだそうだ。残念だけれどお見送り。

しばらくはテントサイトでのんびりと過ごす。ハンバーグを焼き、パンにはさんでもりもり食べる。コーヒーもうまい。
すかんきさんのテントが近いようで、愛犬ナディが私たちのところによく遊びに来ていた。それからすかんきさんもやってきて談笑。kayちゃんも現れて、暖かい日差しの中、ビールを飲みながらおしゃべりを楽しんだ。
すかんきさんの紹介で、会いたかったちひろさんにも会えた。








ひろきさんのカメラにて撮影。魚眼風?!


旦那とお店を見に行く。
坂の上でビルダーとまゆちゃんが呼んでいる。行ってみると、後ろを指差す。振り返るとそこには雄大な富士山がくっきりと美しい姿を見せていた。静岡人からすると、この富士山は裏富士。表でも裏でも富士山はやはり美しい山だ。4人で見とれる。





せっかく上まで登ったので、ギャラリードームにも足を運ぶ。凝ったデザインのバックステージパスの数々に感動。こういうものを大切に保管していて、こうしてシェアしてみせてもらえるのは感激。私よりも、旦那はもっとずっと感慨深く展示品のひとつひとつに見入っていた。













オフィシャルTシャツを買いに行くと、欲しかったベージュカラーのSサイズはすでに売り切れ。やっぱり昨日のうちに購入するべきだったと少し後悔。でも、ブルーの方を購入することができた。
『トライアド』は、誘惑だらけ。いろいろと迷った結果、クマ刺繍付財布、バンダナ、クマライトを購入。
他のお店も見て回る。どのお店も手作りだったり、自然素材のものを扱っていたりと眺めているだけでもとても楽しめた。友達と会ったので、買ったばかりのクマ財布を自慢したら、早速その友達も購入していた。





テントに戻ると、たにさんが来て、なべさんが到着したことを教えてくれた。早速旦那と捜しに行ってみることにした。
坂道を登るとすぐになべさんに遭遇。一目でなべさんだとわかりハグハグ。なべさんは、私が今まで書いたライブレポートに目を通してくれていて、私信でうれしいコメントまで送ってくれた方。ずっと会いたいと思っていた方で、笑顔でハグできたことが本当にうれしかった。


Shine Heads。どときん、なべさん、旦那(いっちゃん)、キムコさん
旦那は5号として入会。どときんは予備軍。



やっと私もなべさんと一緒に写真を撮ることができました


なべさんは、「ちょっとこっちに来て」と言って、私たちに次々とお友達を紹介してくれた。みなさん、ネット上ではよくお見かけするハンドルをお持ちの方が多かったので、お名前を聞くたびに「ああ、この方か!」という感じでうれしかった。
昨日会えなかったキムコさんともここでご対面。
mixiを利用されている方が多いようで、「まゆカエル風味です。」と、mixiのハンドルを言うとたいていわかってもらえた。
さっき買い物をした『トライアド』にいたのが、バンガサさんとアール忠さんだった。
とにかく大勢の方と笑顔と握手をかわすことができた。なべさんありがとう。

それから、さなぶちゃんと再会したり、到着したばかりのJantaさんに会ったり。
ステージからはすでに音楽が聞こえてきていた。
お腹が空いたので、タイカレーとサモサとビールを買って旦那と食べる。カレーもサモサもうまかった。
どのバンドをどこでどんな風に見ていたのか、すでに記憶があいまい。
午前中から暑くてビールばかり飲んでいたら、かなり酔っていたようで、何かを取りに行こうとテントに戻ったときに、そのまま横になって寝てしまった。起きるとLaughing Waterは終わっていた。1時間以上は熟睡していたらしい。

外は既に寒くなっていたので、トレーナーやフリースを着てHotKumaを楽しむ。とても気持ちのよい音。Heres for theresのAkiさんShinjiさんがゲスト出演し、さらに会場は盛り上がった。




最後はフラダンスとハワイアンで、寒い中でも常夏を感じることができた。フラを踊る2人はとってもキュートだった。



ステージ前の傾斜に、まるでトムソーヤの冒険に登場しそうな、木の上の秘密基地的スペースがあった。昼間はたくさんの子供たちが上り下りしていたのだが、このブレイクのときにちょうどその場所が空いていた。
友達が登って「登っておいでよ」と声をかけてくれたので私も登ってみた。竹で作られた梯子は、竹独特のしなりがあって、一歩登るたびにキシキシと音をたててしなるのが怖い。なんとか一番上まで登ったものの、だいの大人がすでに3人乗っているスペースに私も入るのはとても危険な気がしたので、私は上のスペースには登らず、ふたたび梯子を下りた。

ちょうどChina Catsも始まった。
去年の写真で見て「何?」と疑問だったハリケーン・サリーちゃんがのっけから登場。激しく踊りながら、セクシーボディーをさらけ出していき、トップレスで踊りまくる。男性陣はどっとレールに押し寄せる。その光景に笑ってしまう。


サービスショットその1


サービスショットその2


私は、サリーちゃんの無駄な肉のない美しいボディラインを羨望のまなざしで追った。
チナはロックバンド?と言えばいいのかな。なかなかハードな演奏。合間にはHeavens Doorの哀愁ただよう演奏もあってメリハリがあった。
オーディエンスの盛り上がりは最高潮だった。





このときのOVER HEADSのオイルショウがすばらしく、少し下がって、生き物のように変化を続けるオイルを飽きることなくずっと見ていた。
そこに重ねてプリズムのような光を映していたのがSHINKILOWなのかな?これはこれでとても美しいのだけれど、個人的好みとしては、オイルとこの光は重ねないで別々の方がいいなと感じた。どちらも、それぞれに美しいので、重ねてしまうとなんだかもったいなくて。



音に合わせて、seisen画伯とnimo画伯が夜光ペンキで作品を描いていた。



その後Jantaさんが、私たちのテントサイトに遊びに来てくれた。静岡の仲間たちを紹介。コーヒーを飲みながら、ゆっくりと会話を楽しんだ。


ラジカセをギターにみたて、激しく演奏するどときん


テントに入っても、どこからかボブ・マーリィの曲の合唱が聞こえていた。よほど起き上がって見に行こうかと思ったが、そこまでの興味はなくそのまま眠った。外はかなり遅くまで大きな音がしていたようだった。
夜は昨日ほどの冷え込みはなく、だいぶ快適に眠ることができた。